蚊に刺される実験・・・なんてかゆくてかゆくていやですね(過敏反応の可能性もあります)。

 でも、人を使わなければ刺されやすさを確かめる実験は出来ません。そこで、蚊の口の針の先端をカッターで切った蚊を使います。そうすれば、蚊は刺そうとして、皮膚にとまりますが、尖っていないストローを硬い皮膚に刺すのは無理なことで、刺すことが出来ません。しかし、蚊は刺したい方に多くとまりますので、とまった蚊の数を調査することで、刺されやすさを判定できます(特許出願中)。

また、吸血しないので何回も試験に使用できますし、砂糖水を含んだ脱脂綿からは、砂糖水を飲むことが出来るので数日間生きられます。

マウスと人の皮膚はかなり異なりますし、マウスでは人の刺されやすさの違いを知ることができません。

しかし、人に実際に蚊に刺させてみるのは、かゆいという苦痛を伴ったり、アレルギーを起こす可能性があります。そこで、口の先を切った蚊を用いて、とまるだけの蚊を使って実験します。

参考文献 Yoshikazu Shirai, Kiyoshi Kamimura, Taisuke Seki and Masaaki Morohashi
Proboscis amputation facilitates the study of mosquito (Diptera: Culicidae) attractants, repellents and host preference
J. Med. Entomol. 37: 637-639 2000