蚊の種類
日本にも100種類の蚊がいますが、その中で人を刺すのは30種類くらいです。(→日本の蚊の種類)実際に刺されるのはほとんどが次の2種です。
お墓参り、庭いじり、キャンプなどで昼に刺す蚊・・・ヒトスジシマカ(Aedes albopictus )
夜、散歩や寝ている時に耳元に来たり、顔や足を刺す蚊・・・アカイエカ(Culex pipiens pallens)
ヒトスジシマカは一般に「しまのパッチはいた蚊」「しましまの蚊」「白と黒のしまのある蚊」「しまだらか」「やぶ蚊」などと言われている蚊です。 アカイエカは赤みがかった茶色(赤褐色)です。
その他に刺される可能性があるのは、
ヤマトヤブカ(竹やぶ、墓地、森林)→墓参り、キャンプなどの時
オオクロヤブカ(墓地、森林)→墓参り、キャンプなどの時
キンパラナガハシカ(竹やぶ、墓地)→墓参りなどの時
トウゴウヤブカ(岩の多い海岸)→海水浴、海釣りなどの時
チカイエカ(都会の地下街)→冬でもビジネスマン、OLなどをビジネス街で
コガタイエカ(コガタアカイエカ)(水田や沼地近く)→夜の散歩、ドライブ、花火などの時、寝ている時
シナハマダラカ(水田や沼地近く)→夜の散歩、ドライブ、花火などの時、寝ている時
などがあります。 蚊が血を吸うのはメスだけです。
2000年10月、11歳から66歳までの男女114名を対象に行ったアンケートで蚊が血を吸うのはオスかメスかどうかを尋ねたところ、下記の表のようになりました。
オスだけ血を吸う 5.3%
メスだけ血を吸う 86.0%
オス、メスともに血を吸う 5.3%